本の背幅と表紙の展開サイズ

本文ページ数、紙厚、塗り足しから無線綴じの背幅と表紙の展開サイズを概算。条件変更の比較例と、Calvanceに読み込める計算テンプレートを掲載しています。

寸法と使用量Calvance更新日:3 個の数式
計算例Calvance から書き出し
無線綴じの背幅・表紙展開サイズ計算テンプレート: 本文64ページ・背幅3.2 mm・展開305.2 × 216 mm. 初期値の例を Calvance から書き出した画像です。読み込み後に数値を変更できます。
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初期値の例を Calvance から書き出した画像です。読み込み後に数値を変更できます。

どんなときに使うテンプレートですか?

折り返しのない無線綴じ表紙を計画するときに使います。本文ページ数を変えると背幅と展開幅が連動し、塗り足しを変えると展開幅と高さが更新されます。寸法の計算用で、入稿データやデザインは作成しません。

どの数値を入力しますか?

例はA5の仕上がり148 × 210 mm、塗り足し3 mm、本文64ページ、紙1枚の厚さ0.10 mmです。寸法はすべてmmで入力します。例示であり印刷仕様の指定ではありません。ページ数は正の偶数、紙厚と仕上がり寸法は正、塗り足しは0以上が条件です。入力条件は自動判定されません。

入力項目 入力例
本文頁数 64
紙厚 0.1 mm
仕上幅 148 mm
仕上高 210 mm
塗足し 3 mm

どのように計算しますか?

背幅の目安=本文ページ数÷2×紙1枚の厚さ。展開幅=仕上がり幅×2+背幅+塗り足し×2。展開高さ=仕上がり高さ+塗り足し×2。紙1枚は表裏2ページなので2で割ります。塗り足しは裏表紙・背・表表紙を合わせた外周だけに加え、背の境界には加えません。参照先は丸め前の値を使います。

64 ÷ 2 × 0.1 = 3.2 mm

148 × 2 + 3.2 + 3 × 2 = 305.2 mm

210 + 3 × 2 = 216 mm

二つの条件を比較

初期値は64ページです。塗り足しを維持した128ページと、64ページのまま塗り足しだけ5 mmにした場合を比較します。増ページでは背幅と展開幅だけが変わり、塗り足し変更では展開幅と高さだけが変わります。

結果 64ページ 128ページ 64ページ・塗り足し5 mm
背幅目安 (mm) 3.2 6.4 3.2
展開幅 (mm) 305.2 308.4 309.2
展開高 (mm) 216 216 220

適用できる範囲と注意点

  • 同じ本文用紙を使う、折り返しなしの無線綴じに限る簡易計算です。中綴じ、上製本、折り返し付きや用紙混在には適しません。

  • 接着剤、表紙用紙の厚さ、圧縮、背の切削などの加工分は含みません。製本可能な最小背幅やページ数の単位は印刷会社に確認してください。計算可能でも製本可能とは限りません。

  • 製造前に背幅、塗り足し、入稿寸法を印刷会社のテンプレートで確認してください。塗り足しは裁断線の外への画像の延長で、白い余白や安全マージンではありません。トンボや入稿データは作成しません。

よくある質問

ページ数と紙の枚数はどう違いますか?

白紙を含む本文の全ページを数え、表紙を除きます。64ページは表裏で32枚の本文用紙です。印刷機に通す大判用紙の枚数ではありません。最終的な面付け後のページ数を確認してください。

紙の坪量から厚さを入力できますか?

坪量は面積あたりの重さで、厚さではありません。同じ坪量でも紙厚は異なります。印刷会社が確認した紙1枚の厚さを使ってください。0.10 mmは例示値です。

自分用の版を残すには?

CALVX ファイルを Calvance に読み込み、例の結果を確認してから数値を変更します。別案を残すにはキャンバスを複製してください。読み込んだものも複製したものも、プランのキャンバス枠に数えられます。 プランを比較.

テンプレートの読み込み方法

  1. ファイルを保存。「テンプレートをダウンロード」から .calvx ファイルを iPhone・iPad の「ファイル」に保存します。パソコンからは AirDrop などで送れます。
  2. 読み込み画面を開く。Calvance のすべてのキャンバス画面で追加ボタンを押し、テンプレート画面の「インポート」を選びます。
  3. ファイルを選択。保存した .calvx ファイルを選ぶと、自分のキャンバスとして読み込まれます。キャンバス枠を1つ使用します。
  4. 編集して確認。まず本ページの計算例と結果を照合し、それから自分の数値を入力します。別案を残すにはキャンバスを複製してください。
.calvx ファイルをダウンロード

作業ごとに、
キャンバスを分けて。

キャンバス数、高解像度画像の書き出し、デバイス間の同期など、必要な機能に合うプランを選べます。

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